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2008年6月 9日 (月)

オオコンボウヤセバチ、ハムシドロバチの1種、2008年6月7日撮影

Hamusidorobati080607160 ほとんど毎週、5月27日の記事で紹介した かやぶき屋根の休憩所を見に行っています。

 サイジョウハムシドロバチとクチビロハムシドロバチはまだいますが、前回紹介した時と比べると数はかなり減っています。 しかし、別のハムシドロバチの1種が少数ですが営巣していました。クチビロよりも更に大きく、狩って来る獲物はハムシの幼虫のようですが、種はよく分かりません。

Ookonnbouyasebati_01_080607168

 

また、オオコンボウヤセバチも数匹来ていました。

 この独特の姿は一目でこいつだと分かります。詳しくは知りませんがドロバチに寄生するのだと思います。

Ookonnbouyasebati080607164
 時おり産卵するかのような姿勢をとりましたが、実際には産卵していないようです。左の写真でも産卵管の先端は突き刺さらずに、曲がっているのが見えます。


6月24日追記:
覇蟆邇(はまに)人様からコメントを頂きました。
ドロバチはハラナガハムシドロバチの可能性が高いそうです。また、コンボウヤセバチはツツハナバチに寄生するのかもしれないとのことです。詳細はコメントはご覧下さい。

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

ハンマー様。またしても、覇蟆邇(はまに)人です。
こちらの方のハムシドロバチは、クチビロより『さらに大きい』とのことですが、どのくらいの違いでしょう?
ちょっと写真のアングル・解像度に厳しいものがありますが、見る限りでは、ハチの方は、ハラナガハムシドロバチのようですが…。
実は、私も、6月15, 16日には、同所を訪れておりまして、サイジョウ,クチビロ,ハラナガの3種のハムシドロバチ少数個体と、フタスジスズバチ2匹ほどの活動を確認しました。さすがにもう、狩猟活動のペースは鈍かったですが…。でも、16日の夕方には、ハンマー様のこの写真のものと全く同タイプの獲物を2回続けて狩って来たハチ1匹が、ハラナガハムシドロバチであることを確認しました。
獲物のハムシ幼虫の方は、パッと見、ハラナガの主要な獲物として私自身確認済みのルリハムシか?とも思ったのですが、体表全体に短毛が多く、背面両側に“反転腺”の突起列がハッキリせず、黄色い頭が巨大である事等から、それとも違うようです。結局、私も、ハムシの種類はよく分かりません。ただ、このタイプのハムシ幼虫は、この場所以外(神戸の森林植物園付属施設)でも、シーズン末期に、ハラナガのマイナーな獲物として、何件か見た覚えがあります。
コンボウヤセバチの方は、ひょっとしたら、Osmia(ツツハナバチ)狙いかも知れませんよ…。

投稿: 覇蟆邇(はまに)人 | 2008年6月23日 (月) 08時11分

覇蟆邇(はまに)人、コメントありがとうございます。
 大きさについては、見た目の感覚だけなのでどう表現すればいいのかよくわかりませんが、一見して大きいと感じました。
 ハラナガハムシドロバチといえば、あの年以来クルミハムシの発生が見られず、残念です。フタスジスズバチには気付きませんでした。まあ、私が見落としていることや勘違いしていることはいくらでもあるとは思いますが・・・。
 なるほど、コンボウヤセバチはドロバチではなくハナバチに寄生するのですか。

投稿: ハンマー | 2008年6月23日 (月) 23時20分

ハンマー様。
済みません! ちょっと無責任なコメントだったかも知れません。
オオコンボウ/コンボウヤセバチについては、自分自身では、確実なオリジナル情報を持ち合わせているわけではありません。なんせ、写真を拝見しても、自分では、オオコンボウとコンボウの区別がついていないぐらいですから。
ただ、コンボウヤセバチ(Gasteruption japonicum とされている)については、新潟県で、筒営巣性のチビムカシハナバチ(現在は、メンハナバチ,かつてはハラツヤハナバチと呼ばれた、Hylaeus属のハナバチ)の巣に寄生することが、確認されているものですから…。コンボウヤセバチの幼虫は、大顎の発達した攻撃的な形態をしており、1匹の幼虫が、寄主蜂巣の複数の房室を破壊しながら、寄主蜂の幼虫はもちろん、ひょっとしたら貯食の残りまでも食い散らかして成長するそうですよ。ネタ元は、大沼匡之さんというアマチュア研究家による“奥只見,銀山平のコンボウヤセバチ (Gasteruption japonicum CAMERON, 1888) ”越佐昆虫同好会特別報告, (2): 321-322. March 31, 1994 です。
それの類推で、「あそこの現場で、それなりにHostとして“使える”対象は…?」と考えると、「Osmia(ツツハナバチ)かなぁ…」と思っただけなんで、まあ、確認は、お互い、今後の課題ということでヨロシク。
4〜5月営巣のOsmiaの巣の中身が、6月に入ってからも(オオ)コンボウヤセバチにとって利用可能なステージにあるのかどうかについては、注意すべきところではあります。ただ、Osmiaは、越冬態は繭内に留まったままの成虫ですが、それら単独性ハナバチの幼虫の発育は狩バチと比べてかなり遅く、夏を越すまではまだ前蛹態でいると思われますし、Osmiaの代表的寄生蜂として知られるシリアゲコバチは、6月中〜下旬も、結構しつこく営巣サイト前をうろついているので、状況的には、Hostの一つとして「Osmiaは“在り”かな…」と思っているんですけど。

投稿: 覇蟆邇(はまに)人 | 2008年6月29日 (日) 23時40分

覇蟆邇(はまに)人 様
 メスでは産卵管の短いのがコンボウヤセバチ、長いのがオオだと聞いています。コンボウヤセバチの産卵管は体長よりも明らかに短いとか。いずれにしても、産卵シーンは見てみたいものです。 

投稿: ハンマー | 2008年6月30日 (月) 22時18分

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