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2008年7月 6日 (日)

オオハムシドロバチ、2008年7月5日撮影

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 6月24日の記事で紹介したのと同じ場所のドロノキハムシ(Chrysomela populi )の幼虫です。成虫はほとんどいなくなっていましたが、幼虫は写真のように成長して、終齢幼虫らしきものもたくさん見られました。

Oohamusidorobati_1_080705080
  6月11日に紹介したのと同じ(に私には見える)ドロバチがドロノキハムシの幼虫を狩りに来ていて、前回よりはゆっくりをみることができました。写真は狩った直後、ハチが幼虫に攻撃を加えているらしき場面です。前回、覇蟆邇(はまに)人様からオオハムシドロバチ(Symmorphus captivus)ではないかとコメントを頂いたドロバチでしょうか?

Oohamusidorobati_2_080705091
 ハチは幼虫を葉の上に引きずり上げて、幼虫を仰向けにひっくり返そうとしますが、幼虫は葉にしがみついて抵抗するようです。ピントが幼虫に行ってしまいました。とにかくずっと動いているので撮りにくいのです。

Oohamusidorobati_3_080705094
 幼虫を仰向けにすると、ハチは幼虫の首根っこをしっかりくわえて飛び去りました。

     
 前回よりもハチの数は少ないように思いましたが、幼虫の数が多くて、かえって撮りやすい感じでした。前回は私の目では終齢幼虫は全く見つかりませんでしたが、ハチがどこからか終齢幼虫を引きずり出してきたので、最初のアタックを見ることはできませんでした。今回は終齢幼虫が目に付く場所にいたので、ほぼ一部始終を見ることができました。まあ、見るのと撮るのは別の話ですが・・・。飛来するハチの数が少ないから、終齢幼虫が目立つ場所に残っているということなのでしょうね。

6月6日追加
 狩猟の動画が撮れましたので、追加します。
 何例が見た結果動画のように幼虫を一気に引き剥がして、ぶら下がった状態で処理するのが、普通のやり方のようです。上の写真のように、葉の上でゴチャゴチャやるのは、ハチが失敗したためのようです。その方が写真は撮りやすいのですが・・・。

 後脚でぶら下がって何が作業をするのは、スズメバチ(123)などでもよく見られますね。何関係があるのかな。

  マッキントッシュでは動画が見られない場合があるようなので、You Tubeにもアップしました。動画You Tube版 重いです。

6月8日追記
タイトルをオオハムシドロバチに変更しました。

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コメント

ハンマー様
またまたやってくれましたね!
急に蒸し暑くなった中、大変だったでしょうに、すばらしいシーンを捉えておられますね。生きて活動している狩蜂の行動に魅せられた“ファーブル系”の虫屋にとって、そうそう見せてはもらえないけど、いくら見ても、見飽きる事の無いシーンです。
自分のパソコン使用環境では、動画をうまく拝見できないのが残念でなりません。
ハチは、最初、ハムシ幼虫の尻の“くっつき座布団(?)”の方から口器でくわえて・刺針を与えながら、腹先でこじるようにして(刺針位置を胸・頭の方へ送り)、ハムシをひっぺがしていくのでしょうか?
ファーブルは、ヨーロッパ産のポプラハムシ狩のハムシドロバチについて、刺針後、尻の“くっつき座布団(?)”を齧りたおして、狩った獲物を結局捨ててしまう…という、雌バチ成虫による“ホストフィーディング”(Hostというよりはpreyと言いたいところですが)的な行動が見られる事を、昆虫記の中で、けっこうページを割いて記述していますが、そんな様子は見られましたか?
…って、今なら、ハンマー様の撮影現場へ、自分で観に行けば済む事ですね…。
あ!そうそう、ハチの種については、先の6月8日撮影分のと同じく、オオハムシドロバチで間違いないと思います。形態的に似通った極近縁のエゾハムシドロバチとは、雌バチの頭楯の基部近くに(サイズに変異はあるものの)黄色いスポットが在ること(エゾの雌の頭楯は全体黒)で、一応、区別はつくようです。

投稿: 覇蟆邇(はまに)人 | 2008年7月 6日 (日) 23時16分

 土日とも暑かったですね。あそこは全く日陰がないのでこたえます。せめてハチがひっきりなしに来てくれるといいのですが、10分、20分と何も来ない時間帯がきつかったです。昨日(7/6)は結局2時間ほどの間に飛来したハチは5匹で、狩りを見ることができたのは動画を撮った1例だけでした。
 覇蟆邇(はまに)人さまに動画を見ていただけないのは残念です。
 葉裏または茎にいる幼虫を狙うのが通例のようで、一気に引き剥がしているのかまたは、幼虫が逃げるために自ら落下しようとするのをチャッチしているようにも見えます。針は幼虫の頭部のやや後に刺しているように見えます。体をくねらしていた幼虫が急におとなしくなるのが印象的です。写真を撮った時には幼虫を腹側から抱えて飛んでいったように思いましたが、動画では背中側から抱えて飛んでいきました。写真のときのは私の勘違いだったのかな。
 ホストフィーディングらしき行動は見ていません。来週末にも狩猟期間が続いているといいのですが・・・。
 

投稿: ハンマー | 2008年7月 7日 (月) 06時46分

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