6月24日の記事で紹介したのと同じ場所のドロノキハムシ(Chrysomela populi )の幼虫です。成虫はほとんどいなくなっていましたが、幼虫は写真のように成長して、終齢幼虫らしきものもたくさん見られました。

6月11日に紹介したのと同じ(に私には見える)ドロバチがドロノキハムシの幼虫を狩りに来ていて、前回よりはゆっくりをみることができました。写真は狩った直後、ハチが幼虫に攻撃を加えているらしき場面です。前回、覇蟆邇(はまに)人様からオオハムシドロバチ(Symmorphus captivus)ではないかとコメントを頂いたドロバチでしょうか?
ハチは幼虫を葉の上に引きずり上げて、幼虫を仰向けにひっくり返そうとしますが、幼虫は葉にしがみついて抵抗するようです。ピントが幼虫に行ってしまいました。とにかくずっと動いているので撮りにくいのです。
幼虫を仰向けにすると、ハチは幼虫の首根っこをしっかりくわえて飛び去りました。
前回よりもハチの数は少ないように思いましたが、幼虫の数が多くて、かえって撮りやすい感じでした。前回は私の目では終齢幼虫は全く見つかりませんでしたが、ハチがどこからか終齢幼虫を引きずり出してきたので、最初のアタックを見ることはできませんでした。今回は終齢幼虫が目に付く場所にいたので、ほぼ一部始終を見ることができました。まあ、見るのと撮るのは別の話ですが・・・。飛来するハチの数が少ないから、終齢幼虫が目立つ場所に残っているということなのでしょうね。
6月6日追加
狩猟の動画が撮れましたので、追加します。
何例が見た結果動画のように幼虫を一気に引き剥がして、ぶら下がった状態で処理するのが、普通のやり方のようです。上の写真のように、葉の上でゴチャゴチャやるのは、ハチが失敗したためのようです。その方が写真は撮りやすいのですが・・・。
後脚でぶら下がって何が作業をするのは、スズメバチ(1、2、3)などでもよく見られますね。何関係があるのかな。
マッキントッシュでは動画が見られない場合があるようなので、You Tubeにもアップしました。動画You Tube版 重いです。
6月8日追記
タイトルをオオハムシドロバチに変更しました。
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