ヒメセアカケバエ、2008年9月27日
草刈した草を積み上げている場所で、ケバエがたくさんホバリングしていました。写真では3匹しか写っていませんが、実際には数10匹いたと思います。膝くらいの高さから、4~5mまで、様々な高さを飛んでいました。
ちょっと粘って、ホバリングしているところをとってみました。何やら不思議な格好で飛んでいました。脚がどうなっているのかよくわかりません。
もう少し大きく写った写真です。背中の赤が大変目立ちます。この赤はホバリングしているのを肉眼で見てもめだっていました。(9月23日撮影)
真横からの写真です。背景が真っ黒で、ピントも甘い上に脚の一部が切れてしまっていますが、脚の向きがわかりやすいので選びました。中脚を前に突き出し、後脚を下に垂らし、そして前脚は斜め後に上げています。この不自然な前脚は何なのでしょう?
このようなホバリングは多分オスがメスを待っている状態だと思いますが、交尾の時に何か役に立つのでしょうか?
とまっている写真も出しておきます。オスです。見られたのはほとんどオスでした。ヒメセアカケバエで間違いないと思います。この虫はケバエ科ではなく、トゲナシケバエ科に属するそうです。そんな科があることすら知りませんでした。
わずかに見られたメスです。複眼の大きさが全然違います。
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