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2008年11月14日 (金)

コブクモヒメバチの幼虫、ゴミグモ、2008年11月9日撮影

Gomigumo_1_081109126
 ゴミグモの幼体が集団で網を張っている場所があったので、チェックすると何匹かヒメバチの幼虫に寄生されたクモがいました。

081109137
 ハチの幼虫はクモの腹部の頭側の端についています。
 これはコブクモヒメバチ(Reclinervellus tuberculatus)の幼虫のようです。

 ゴミグモに寄生するヒメバチはもう1種いて、その幼虫はクモの腹部の尾端に食いつきます。

Gomigumo_070421106
 クモも成体で、ハチの幼虫も終齢なので上の写真とはかなり印象が違うと思いますが、この幼虫がクモの腹部の尾端についていることは分かると思います(2007年4月21日撮影)。 これはReclinervellus masumotoi の幼虫だと思います和名ありません。
 同じクモに寄生する互いに近縁のヒメバチが同所的に生息しているというのは、不思議な感じがします。

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