ハチの1種、2008年12月29日撮影
明けましておめでとうございます。
年明けから天気が悪くてあまりいい写真が撮れていないのでアラカシの葉裏にいた3mm程度の小さなハチです。
金属光沢の体もきれいですが、枝分かれした触角に目を引かれました。以前このような触角のハバチをweb上で見たことはありますが、これは寄生蜂の1種のようです。もっとじっくりと見たかったのですが、すぐに逃げられて写真は1枚しか撮れなかったのが残念です。
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- アカアシツチスガリ(2013.07.28)
- キボシアシナガバチの初期巣(2013.05.18)
- ナラメカイメンタマバチ(Aphelonyx glanduliferae)の両性世代?(2013.04.24)
- ナラメカイメンタマフシに産卵するコバチ(2013.04.14)
- ルリアリ(2013.02.02)
「昆虫」カテゴリの記事
- ヨコバイの虫草の1種(2012.10.05)
- ベニキジラミ(2011.06.16)
- テラニシシリアゲアリ(2011.06.15)
- ミズイロオナガシジミ(2011.06.12)
- クルミハムシ(2011.06.11)
コメント
以前、♂のサクラクワガタハバチの触角を見たときは驚きましたが、それ以上にビックリの触角です。まるで「遷都くん」のようですね(笑)。
投稿: タロ | 2009年1月 5日 (月) 22時55分
今年もよろしくお願い申しあげます!
面白い触覚の蜂ですね?
こんな触覚の蜂はまだ、見た事がないです。(^^ゞ
投稿: まゆみ | 2009年1月 6日 (火) 14時55分
本年も宜しく。
先日、少し勉強しようと思って買った「・・・Introduction to Study of Insects」を見ていたところ、雄の触角がこの写真そっくりのコバチの図が出ていました。Eulophidae(ヒメコバチ科)でした。この教科書に拠ると、「付節は4節、多くは華麗な金属色で、雄は枝状の触角を持つ」と書かれています。
この科は、北隆館の圖鑑の検索表では480ページにあり、写真は5種出ていますが全て雌です。
また、http://cse.naro.affrc.go.jp/konishi/Key11.htm (ヒメコバチ科検索の途中)にも枝分かれした触角が出ています。
雄の写真としてはhttp://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/kikan/kenkyu/se/home/soshiki/kontyu/tenntekishoukai/kontyu3_leafminer.htm にカンムリヒメコバチが出ています。
しかし、ハンマーさんのフィールドには面白い虫が色々居て全く羨ましいかぎりです。
投稿: アーチャーン | 2009年1月 7日 (水) 14時14分
タロさん
本当に、邪魔になりそうな触角ですね。
まゆみさん、
私も気付いたのは初めてですが、
何しろ小さいので、
案外普通にいるのかも知れないという気もしています。
アーチャーンさん
ご教示、ありがとうございます。
北隆館の図鑑は旧版しか持っていないので、確認できませんでしたが、
ヒメコバチ科検索の図を見るとヒメコバチ科であることは間違いなさそうです。
私の写真のハチの触角には毛が生えているので、
カンムリヒメバチではないようですが、
左のPnigalio katonisとも少し違うようです。
あるいはご覧になっているかもしれませんが、
この写真は蜂類情報交換BBSにも出しています。
まだ、レスが付いていませんので、
アーチャーンさんのコメントをあちらに転載してよろしいでしょうか?
投稿: ハンマー | 2009年1月 7日 (水) 22時10分
今、「蜂類情報交換BBS」を見てきました。
管理人さんも御存知ないとのレスが付いて居りました。私は昆虫に関しては全くの素人ですので、転載されるのであれば、その点を含めて転載される様御願い致します。
投稿: アーチャーン | 2009年1月 8日 (木) 08時01分
アーチャーンさん、
どうもありがとうございます。
コメントを「蜂類情報交換BBS」に転載させて頂きました。
投稿: ハンマー | 2009年1月 8日 (木) 22時32分