クビオレアリタケ、2009年3月28日撮影
トゲアリから出た冬虫夏草をみつけました。アリは枯れた小枝に噛み付き、しがみついた状態で死んでいました。冬虫夏草は胸部から左右にほぼ水平に2本と、折れてしまっているようですが、頭部の後ろから上に1本出ています。
真上からの写真です。
この冬虫夏草をみつけたのはこれが2回目で、最初のはこれです。多分同じものだと思います。イッカク通信発行所で未熟なイトヒキミジンアリタケかもしれないものとして紹介されている冬虫夏草がよく似ているように見えますが、私がみつけたものは両側の枝が水平に伸びているのに対して、イッカク通信のものは上に伸びています。また、私がこれをみつけた場所はかなり乾燥した環境ですが、イッカク通信所のものはコケなどが生えるような場所のようです。別物かもしれません。
2009年3月31日追記
ignatiusさんからクビオレアリタケの幼菌だろうというコメントを頂きましたので、タイトルを
「トゲアリの冬虫夏草」→「クビオレアリタケ」 に変更しました。
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コメント
▼ ハンマーsan、こんにちは。
蟻茸(便宜上)が、トゲアリから生えている。って所が、他にも増して凄いシーンですね!!!
う~~ん、冬虫夏草・・・ミテミタイです。
投稿: 蘭丸 | 2009年3月29日 (日) 17時58分
御無沙汰しております。おそらくクビオレアリタケの幼菌だとおもいます。このまま置いておけば濃赤褐色の子嚢果を形成すると思われます。イッカク通信さんのところのも同じでしょう。私のところでも同じようなものを一体見ていますが、完熟まで至りませんでした。イトヒキミジンアリタケの未熟なものはいやというほど見ていますが、これとは違います。継続観察して完熟状態のものをアップしていただけると嬉しいです。
投稿: ignatius | 2009年3月29日 (日) 23時35分
蘭丸さん
私は虫を探していて偶然みつけることがあるだけなので、地面や朽木から出ているのを見たことがありません。こういう、気生(でよかったかな?)のものばかりです。ヤンマタケとかは見てみたいですね。
投稿: ハンマー | 2009年3月31日 (火) 06時27分
ignatiusさん
どうもありがとうございます。
しばらく観察してみます。ただ、公園の遊歩道沿いで、いつ行方不明になってもおかしくない場所ですので、時間がかかるとちょっと厳しいかもしれません。
実は昨年みつけたものも枝ごと剪定されて行け不明になってしまいました。
投稿: ハンマー | 2009年3月31日 (火) 06時33分
お久しぶりです、すごいですね
一度見てみたいです。
投稿: つー | 2009年4月 2日 (木) 15時59分
つーさん
ご無沙汰してます。
沖縄にはもっとすごいのがたくさんいるんじゃないですか?
投稿: ハンマー | 2009年4月 2日 (木) 22時48分