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2009年5月 4日 (月)

カタアカスギナハバチ、2009年5月2日撮影

Kataakasugunahabati_0_090502012
 春になると公園の一画のスギナにハバチの幼虫が大発生することには、何年も前から気付いていました。今年も写真のような有様になっています。
 この幼虫の成虫を見たことがなくて、ずっと気になっていましたが、今年は産卵期にそれらしい姿を見ることができました。

Kataaka_1_090412033
 4月12日の撮影です。絵合わせ的にカタアカスギナハバチではないかと思います。
 幼虫の発生するスギナ群落のすぐそばでオスの群飛らしきものが見られました。そこで交尾した後、メスはスギナ群落へ移動して産卵するように見えました。
 スギナはいたる所に生えていますが、このハバチの幼虫が発生するのは、毎年ここだけなのがちょっと不思議です。

Kataakasugunahabati_2_090412028
 産卵の様子です。
 飛来したメスはスギナの茎を下向きに歩き、ある程度降りたところで反転して、上りながら数箇所に産卵して、次の産卵場所を探しに飛び立つようでした。
 次の週にもう少し撮ろうと思っていましたが、すでにハチの姿は見られませんでした。産卵は短期間に集中して行われるようです。これまで、このハチの産卵に気付かなかったのはそのためだったのでしょう。(2009年4月12日)

Himebati_1_090502087_2
 ハバチの幼虫が発生し始めると、ヒメバチの群飛が始まります。大半のハチはピンボケですが、この画角内にこれだけの数の飛んでいるハチが写っていることで、相当な数のハチが飛び回っていることがわかると思います。ほとんどはオスで、メスを待っているのだと思います。
 このヒメバチは Hadrodactylus orientalis Uchida, 1930 (リンク先から ヒメバチ科の「画像へ」→上から5番目の写真をクリック) だと思います。「寄主の記録はありませんが、スギナハバチあたりに寄生していると考えられています。」とのことです。数年前からハバチの幼虫に産卵する現場を見たいと思っていますが、果たせずにいます。

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