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2009年6月

2009年6月30日 (火)

エゴツルクビオトシブミ

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エゴノキの葉に特徴的な食痕があったので、捜してみると、エゴツルクビオトシブミの姿が見つかりました。春先に作られた揺籃から孵化した新成虫だと思います。

Ego_2_090628127
 オスが頭を高く掲げる、特徴的な姿勢でじっとしていました。何をしているのでしょうね。
 ざっと捜して、5個体がみつかりましたが、全てオスでした。意味ありげですが、よくわかりません。

Ego_3_090628146
 オスの長い首はメスを獲得するための闘争に使われるともいわれていますが、少なくとも、葉っぱを食うときには邪魔になっているように見えます。喉がつまりそう。

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2009年6月28日 (日)

サラサリンガの卵

Sarasarinnga_1_090628010
 コナラの葉裏で、最初、挿入写真の成虫と卵塊をみつけました。産卵中ならうれしかったのですが、産卵後休憩しているといった状態でした。 見回しでみるとあちこちに卵が産み付けられていました。挿入写真の成虫と卵塊は全体写真の右端に写っています。
 しかしこれは相当な数の幼虫が生まれそうです。ちょっとぞっとするような光景が眼に浮かびます。

Sarasarinnga_2_090628014
 卵塊のアップです。サーモンピンクの鱗粉に覆われていて、Aclerisさんが紹介されていた卵塊と同じです。

Sarasarinnga_3_090628020
 鱗粉を取り除いてみようとしましたが、卵と鱗粉が離れないので、ごちゃ混ぜになってしまいました。卵は黄色。
 孵化はいつ頃になるのでしょう。幼虫で越冬するはずですから、卵のまま夏を越して秋に孵化といったスケジュールかな。まあ、時々のぞいてみることにします。
 (2009年6月28日、兵庫県三田市)

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2009年6月27日 (土)

ナナフシモドキ

Nanafusimodoki090620056
 先日ヤドリバエの産卵を撮影した時、ハエは産卵と産卵の間にかなり長時間の休憩をはさむので、待ち時間の暇つぶしに撮った、ナナフシです。触覚が短いのはナナフシモドキだと思っているのですが、それでいいのかどうかよく分かりません。
 (2009年6月20日、兵庫県三田市)

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2009年6月26日 (金)

ヒゲナガサシガメ

Higenagasasigame_1_090621006
 ヒゲナガサシガメは越冬中の幼虫を何度か紹介したので、成虫も出しておきます。
 スマートであまりカメムシっぽくない姿をしています。もう何年も前になりますが、虫の写真を撮り始めたばかりの頃の私は、初めてこの虫を見た時、ガガンボだと思いました。

Higenagasasigame_2_090621016
 もちろん、顔、特に口を見ればちゃんとカメムシです。

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2009年6月25日 (木)

ヒモワタカイガラムシとその冬虫夏草

Himowata_1_090620089
 ハンノキにヒモワタカイガラムシがついていました。
 白いリング状の卵のうが遠目にも目立ちます。

Himowata_2_090620091
 アップです。虫本体は枝に付いている茶色い部分だけで、白いリングは卵のうです。
 中央には冬虫夏草の1種が写っています。

Himowata_5_090614180
 卵のうのアップです。白い繊維状のものの下に卵塊が詰まっていました。
 (この写真のみ2009年6月14日)

Himowata_3_090620123
 冬虫夏草は4個みつかりました。この手のものはホストがよく分からない場合が多いのですが、これはもうヒモワタカイガラムシと考えて間違いないでしょう。これも成熟して子嚢果を形成するかもしれませんので、しばらく観察を継続しようと思います。
 ところで、上2枚の写真の枝や冬虫夏草の上に小さな小判型のものがたくさん付いているのにお気付きでしょうか?これは、実際には動き回っています。卵塊は6月14日の時点では卵でしたが、この写真を撮った6月20日にはいっせいに孵化していて、枝をカイガラムシの幼虫が歩き回っていたのでした。

Himowata_4_090620128
 カイガラムシの幼虫です。1mm程度と小さい上に動き回るので 上手く撮れませんでした。

(2009年6月20日、兵庫県三田市)

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2009年6月22日 (月)

アブラムシを狩るイスカバチの1種?

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 ヤマウルシについていたハゼアブラムシ(多分)のコロニーに複数の小さなハチが飛来していました。

Isukabati_2_090621127
 アブラムシの中を歩き回るアリの隙を見て着地します。

Isukabati_3_090621128
 アブラムシをくわえてすぐさま飛び立ちます。
 アブラムシをくわえた瞬間にシャッターを切ったつもりですが、50過ぎのおっさんの反射神経はこんなものです。
 動画も撮りましたのでご覧ください。

動画後半の例で、簡単に狩れるアブラムシと狩れないアブラムシの差がどこにあるのか、興味を引かれます。

(2009年6月21日、兵庫県三田市)

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2009年6月21日 (日)

ガヤドリナガミツブタケ?

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 先日に続いてガの冬虫夏草です。
 2009年3月8日の記事で紹介したガの冬虫夏草は時々見に行っていましたが、今日(6月21日)2週間ぶりに行ってみたところ、どうやら成熟している様子でした。
 上が3月8日の写真、下が今日の写真です。
 粒々のいわゆる子嚢果が形成されていて、見た目はignatiusさんの虫草日誌Rの2006年6月19日の記事でガヤドリナガミツブタケとされている冬虫夏草とよく似ていると思います。
 そうすると、6月18日の記事のガの冬虫夏草も成熟すると様子が変わるかもしれません。ちょっと楽しみ。

Gayadori_2
 ピントの悪い写真ですが、アップです。
 (2009年6月21日、兵庫県三田市)

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2009年6月20日 (土)

サラサリンガ

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 越冬中の幼虫を紹介したサラサリンガの成虫がみつかりました。かなり派手です。

Sarasarinnga_2_090620037
 横から。すごい数の幼虫がいましたが、どのくらいの確率で成虫になれるのでしょう。
 いずれにしても、この個体は超ラッキーだったことは間違いありません。

(2009年6月20日、兵庫県三田市)

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2009年6月18日 (木)

クロギシギシヤガの冬虫夏草

Ga090614209
 ガから生えた冬虫夏草です。3月8日の記事のものとはちょっと違うように見えますが、どうなんでしょうね。翅の模様がこれだけ見えていると、ガの種類が分かる人には分かるでしょうが、私にはよく分かりませんでした。
 冬虫夏草はちっとも分かりませんが、みつけると撮ってしまいます。

ezo-aphidさんからのご教示により、ガはクロギシギシヤガと判明しましたので、タイトルを変更しました。(2010年12月31日)

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2009年6月17日 (水)

ルリチュウレンジの幼虫に産卵するヤドリバエ

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 以前といっても2004年のことですから、もう5年前になるのですが、ルリチュウレンジの幼虫にヤドリバエが産卵しているのを見たことがあります。その時の写真をここに出していますが、ピンボケばかりで悔しい思いをしました。
 それ以来、ツツジにルリチュウレンジの幼虫がついていると、ヤドリバエが来ていないか注意していましたが、ようやくヤドリバエの産卵シーンに出会うことができました。
 写真はハエが産卵管を幼虫に押し付けているところです。産卵管の先に白い卵が見えています。後に動画も出しますので、そちらを見ていただくとわかりますが、このような状態で一瞬止まって卵を幼虫の体に貼り付けるようです。糊が乾くのを待つようなイメージです。  
 ヘキサポーダリサーチの掲示板(一寸のハエにも5分の大和魂)でキアシハリバエ(Drinomyia hokkaidensis (Baranov))がルリチュウレンジに寄生することが知られていることを教えて頂きました。写真のヤドリバエはこの種である可能性があります。
 ただ、ちょっと気になることがあって、それは2004年に見たハエの産卵行動は今回のようなゆっくりとした動きではなく、ある程度はなれた場所から産卵管を電光石火の如く伸ばす、一瞬の動きだったと記憶していることです。2004年の写真はピンボケばかりで難しいのですが、ハエ自体は今回のものとよく似ているように見えます。産卵行動は何しろ5年前のことで、記憶違いの可能性もありますので、ここに書いておくだけにしておきます。あの時に動画を撮っておけばよかったな。

Yadoribae_2_090614099
 上の写真の数秒後です。幼虫の体に卵が付着しているのが見えます。

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 動画の幼虫とハエです。幼虫の頭の付け根に卵が付着しています。
 (2009年6月14日、兵庫県三田市)

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2009年6月16日 (火)

クロイトトンボ?の潜水産卵

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 イトトンボはさっぱり分かりませんが、クロイトトンボではないかと思います。オグラコオホネの黄色い花が咲く頃なのでこの池を訪れたところ、このイトトンボが盛んに産卵していました。といっても、直接産卵を観察したわけではなく、写真のようにイトトンボがペアで水中に潜っていくのを見ただけです。こういうことをするイトトンボがいるということは聞いていましたが、見たのは初めてです。
 しばらく観察する間に数回このようなシーンを見ることができました。場所とシーズンさえ合えば、普通に見られる行動のようですね。

Itotonnbo_2_090614163
 分かりにくい写真ですが、上の写真のペアが赤い矢印のところにいます。ほとんど根元まで潜ってしまうようです。潜るシーンは何例か見ましたが、 上がってくるシーンは1例も見ることができませんでした。根性が足りませんね。

 PLフィルターを持っていなかったのが惜しまれます。動画も撮りました。

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2009年6月15日 (月)

キジラミの1種

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 アキグミの葉についているキジラミの幼虫です。表から見ると何だこれは、という感じですが、裏から見ると普通の虫です。
 この幼虫に産卵したり、この幼虫を狩ったりするハチがみたくて、5月中旬以降注目していましたが、 ほとんど羽化してしまいました。ハチの件は来年に持ち越しです。(2009年6月7日、兵庫県三田市)

Kijirami_2_090614027
 成虫です。これは特に緑の濃かった個体。多くはもっと淡い緑です。
 色のきれいな虫ですが、緑のバックに緑の体だからでしょうか、腹が立つほどピントが合いませんでした。 2009年6月14日、兵庫県三田市

Kijirami_3_090614047
 羽化していない幼虫の様子がちょっと変なので、裏から見てみると寄生蜂の蛹が入っていました。キジラミに直接寄生するハチもいるようです。

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2009年6月13日 (土)

カブトゴミムシダマシ

Hitokuti090613107
 枯れたマツに生えているのをよく見るヒトクチタケです。下から見ると穴があいていて、中は空洞になっています。
 中に虫が入っていることが多いとのことなので、一つ採って中を見てみました。

Kabuto_1_090613137
 この虫が2匹入っていました。カブトゴミムシダマシという虫のようです。面白い顔つきですね。死んだふりをしているので触覚が見えていません。

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 裏側。(2009年6月13日、兵庫県三田市)

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2009年6月10日 (水)

ハラキンミズアブ

Harakinmizuabu_1_090606141
  体長5mmほどの小さな虫ですが、ほとんど眼だけの頭部とキラキラの胸部がカッコよかったので、撮ってみました。

Harakinmizuabu_2_090606139
 上から。

Harakinmizuabu_3_090606134
 正面から。
 複眼の上半分は赤、下半分は黒 。
 黒い部分の個眼は赤い部分より小さいようです。
 複眼の下の方には光が回っていなかったので、複眼全体に光が当たるようにしようと、小細工を弄している内に逃げられてしまいました。チャンスがあればもう一度やってみたいと考えています。

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2009年6月 9日 (火)

オオウスベニトガリメイガ?

Oousubenitogarimeiga_1_090607101
 ガはさっぱり分からないのですが、この奇妙な姿勢が目に留まりました。疲れそうな気もしますが、何か理由があってこんな格好をしているでしょうけど、私には分かりません。
 メイガ科はさすがに間違いないと思いますが、オオウスベニトガリメイガというのは単なる絵合わせです。

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 ちょっと上から。

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 もっと上から。 (今回の写真全部、 2009年6月7日、兵庫県三田市) 

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2009年6月 8日 (月)

ヘリグロテントウノミハムシ

Hiiragi090530051
 植栽されたヒイラギの新芽が全部食い荒らされていました。

Tenntounomihamusi090530078
 この虫がたくさんいました。一見テントウムシっぽいですが、触覚が明らかにテントウムシではありません。背中の星の赤がアカホシテントウに似た深い、きれいな色ですね。

Tenntounomihamusi_2_090530086
 絵合わせ的にはテントウノミハムシの仲間で、原色日本甲虫図鑑(4) によると  ヒイラギを食う種としてはテントウノミハムシとヘリグロテントウノミハムシがいるようですが、前者は「前胸背板前縁は中央で前方に突出する」とされているのに対して、後者は「突出しない」ということで、ヘリグロテントウノミハムシかなと思います。
 ただ、ヘリグロに関して「上翅の点刻は前胸背板より強く」という記述があります。写真のように。点刻が強いも何も、上翅も前胸背板ツルツルに見えるので、違うのかなという気もします。

Youchuu__1_090530057
 葉を食い荒らしているのは主に幼虫で、写真のように一応潜葉性の黄色い芋虫です。写真は葉裏から見たところ。頭と胸脚が黒く見えています。

Youchuu_2_090530082
 多分、ヒイラギの株の大きさに比べて、幼虫の数が多すぎるのでしょう。写真のように中途半端に葉の中に頭を突っ込んだ状態の幼虫がほとんどでした。せっかく潜ってもすぐに食い尽くして、次の葉へ移動しなければならないようです。
 潜る時には胸脚は下を向いていますが、潜ってしまうと反転して、前の写真のような状態になるようです。矛盾に気付きました。この写真は葉の表から撮っているので、このまま潜って、葉裏から見ると前の写真のように見えます。反転する必要はありません。
(今回の写真は全て2009年5月30日、兵庫県三田市)

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2009年6月 7日 (日)

ハナアブの1種の産卵

Hanaabu090524180
 エノキの切り株にハナアブと思われる虫が産卵していました。
 産卵管が、産卵に適した場所を捜してクネクネと動く様子が面白いと思いましたが、気持ち悪いという人も多分いるでしょうね。動画を撮ったので見てください。
 写真はいいのが撮れなかったので、小さくしました。(2009年5月24日、兵庫県三田市)

 左下の写真や動画の中に出てくる穴はヒラアシキバチの脱出孔です。3年前まではこのエノキの切り株からヒラアシキバチがゾロゾロと出てきましたが、ヒラアシキバチにとっては木が朽ち過ぎたのでしょうか、昨年からは全く見られません。

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2009年6月 3日 (水)

シャチホコガ科の幼虫

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 ハギ類の葉の上に卵の殻があったので、葉の裏をのぞいて見ました。

Shatihoko_1_090531152 
 葉裏にはシャチホコガの弱齢幼虫が群れていました。体長約4mm。生意気にも威嚇してくる動きは、大変可愛らしいものでした。動画も撮ったのですが、できが悪いのでアップしないでおきます。

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2009年6月 1日 (月)

コマダラウスバカゲロウ、繭作り

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 コマダラウスバカゲロウの幼虫は何度も紹介していますが、 繭を作り始めた個体を見つけました。しかし、見ている前では微動だにしません。夜しか作業しないのか、私の存在が気になっているのか?糸を張っていくところを見たいのですが、かなり待っても動きませんでした。(2009年5月31日、兵庫県三田市)

Komadara_2_090531119
 ちょっと角度を変えて。
 こんなにのけぞっていると、疲れそうです。

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