植栽されたヒイラギの新芽が全部食い荒らされていました。

この虫がたくさんいました。一見テントウムシっぽいですが、触覚が明らかにテントウムシではありません。背中の星の赤がアカホシテントウに似た深い、きれいな色ですね。

絵合わせ的にはテントウノミハムシの仲間で、原色日本甲虫図鑑(4) によると ヒイラギを食う種としてはテントウノミハムシとヘリグロテントウノミハムシがいるようですが、前者は「前胸背板前縁は中央で前方に突出する」とされているのに対して、後者は「突出しない」ということで、ヘリグロテントウノミハムシかなと思います。
ただ、ヘリグロに関して「上翅の点刻は前胸背板より強く」という記述があります。写真のように。点刻が強いも何も、上翅も前胸背板ツルツルに見えるので、違うのかなという気もします。
葉を食い荒らしているのは主に幼虫で、写真のように一応潜葉性の黄色い芋虫です。写真は葉裏から見たところ。頭と胸脚が黒く見えています。

多分、ヒイラギの株の大きさに比べて、幼虫の数が多すぎるのでしょう。写真のように中途半端に葉の中に頭を突っ込んだ状態の幼虫がほとんどでした。せっかく潜ってもすぐに食い尽くして、次の葉へ移動しなければならないようです。
潜る時には胸脚は下を向いていますが、潜ってしまうと反転して、前の写真のような状態になるようです。矛盾に気付きました。この写真は葉の表から撮っているので、このまま潜って、葉裏から見ると前の写真のように見えます。反転する必要はありません。
(今回の写真は全て2009年5月30日、兵庫県三田市)
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