« ハナアブの1種の産卵 | トップページ | オオウスベニトガリメイガ? »

2009年6月 8日 (月)

ヘリグロテントウノミハムシ

Hiiragi090530051
 植栽されたヒイラギの新芽が全部食い荒らされていました。

Tenntounomihamusi090530078
 この虫がたくさんいました。一見テントウムシっぽいですが、触覚が明らかにテントウムシではありません。背中の星の赤がアカホシテントウに似た深い、きれいな色ですね。

Tenntounomihamusi_2_090530086
 絵合わせ的にはテントウノミハムシの仲間で、原色日本甲虫図鑑(4) によると  ヒイラギを食う種としてはテントウノミハムシとヘリグロテントウノミハムシがいるようですが、前者は「前胸背板前縁は中央で前方に突出する」とされているのに対して、後者は「突出しない」ということで、ヘリグロテントウノミハムシかなと思います。
 ただ、ヘリグロに関して「上翅の点刻は前胸背板より強く」という記述があります。写真のように。点刻が強いも何も、上翅も前胸背板ツルツルに見えるので、違うのかなという気もします。

Youchuu__1_090530057
 葉を食い荒らしているのは主に幼虫で、写真のように一応潜葉性の黄色い芋虫です。写真は葉裏から見たところ。頭と胸脚が黒く見えています。

Youchuu_2_090530082
 多分、ヒイラギの株の大きさに比べて、幼虫の数が多すぎるのでしょう。写真のように中途半端に葉の中に頭を突っ込んだ状態の幼虫がほとんどでした。せっかく潜ってもすぐに食い尽くして、次の葉へ移動しなければならないようです。
 潜る時には胸脚は下を向いていますが、潜ってしまうと反転して、前の写真のような状態になるようです。矛盾に気付きました。この写真は葉の表から撮っているので、このまま潜って、葉裏から見ると前の写真のように見えます。反転する必要はありません。
(今回の写真は全て2009年5月30日、兵庫県三田市)

|

« ハナアブの1種の産卵 | トップページ | オオウスベニトガリメイガ? »

昆虫」カテゴリの記事

鞘翅目」カテゴリの記事

コメント

我が家のヒイラギも毎年新芽がこの様な状態ですので、恒常的にみっともない樹姿です。
ヘリグロテントウノミハムシの仕業らしいことを近年になって知ったのですが、幼虫の姿を見たことがありませんでした。
潜葉性とは知りませんで、葉の上を這い回る芋虫を想定していたせいかもしれません。
早速明日にでも確かめてみたいと思います。
成虫は樹から離れた母屋の外壁などでよく見かけるのです。

あの小さな虫の頭部がここまで大きく鮮明に見ることが出来るなんて、本当に素晴らしい画像です!
前胸背板に映って見えているのは、あの「プアマンズ・ストロボ」の反射板でしょうか^^

投稿: 歩兵くん | 2009年6月 9日 (火) 00時17分

歩兵くん さん
このヒイラギにヘリグロテントウノミハムシが付いているのは、つい最近知りました。
イボタにヒメテントウノミハムシ(多分)が付いていて、その幼虫が潜葉性だということに、以前から気付いていたので、今回の幼虫はすぐにわかりました。

この時はプアマンズ・ストロボを使ったと思います。

投稿: ハンマー | 2009年6月 9日 (火) 06時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1039471/29997997

この記事へのトラックバック一覧です: ヘリグロテントウノミハムシ:

« ハナアブの1種の産卵 | トップページ | オオウスベニトガリメイガ? »