ゴミムシの1種
ゴミムシと思われるものが草の先端付近に登っているのが、数m程度の間隔で2個体みつかりました。ゴミムシはさっぱり分かりませんが、同種だと思います。
写真ではよく分からないかもしれませんが、2匹とも、この状態で死んでいました。どういうことなんでしょうか?キノコでも生えてきたら面白いのですが・・・。とりあえず場所をメモして、しばらく観察することにします。草刈りだけが心配です。
(兵庫県三田市、2009年10月18日撮影)
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コメント
左の個体は既に背や脚に繊毛状の何かが育っている様にも見えますね。
ゴミムシ類のこのような姿は今まで見たことがありません。
ただ、ゴミムシでなく、これと同じような状況のショウリョウバッタを沢山見たことがあります。
例によって昆虫エクスプローラに尋ねましたところ、昆虫病原性糸状菌(カビの仲間の微生物)に侵されたものであるとのこと。 そして糸状菌は、胞子を拡散させやすくするために、宿主であるバッタを操って高いところに移動させ、そこで息絶えさせるのだそうです。
地べたの日陰ばかりで目にするはずのゴミムシが草のてっぺんで死んでいるという不自然さが、この糸状菌とショウリョウバッタの関係を思わせ、非常に興味深いです。
投稿: 歩兵くん | 2009年10月22日 (木) 17時34分
私のフィールドでは、ヨシの先端にアリが幾体も死んでいる状況が毎年あります。
だいたい8月後半から9月です。
バッタの場合はエントモファーガ・グリリと言う糸状菌ですが、アリは何と言うのか
わかりませんが、同様のタイプと思われます。
投稿: 吉田 隆介 | 2009年10月22日 (木) 23時01分
そうですね、確かに、すでに菌糸っぽいものが生じています。
第一感はカビなんですが、それでは、私的にはあまり面白くないので・・
キノコというのは私の期待の表明と思ってください。
まあ、トゲアリの冬虫夏草の場合の脚などに生える菌糸の状態はこれと似たり寄ったりではないかと・・・
http://hanmmer.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/2009328-2877.html
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投稿: ハンマー | 2009年10月23日 (金) 19時42分