チャタテムシ科の1種
いつの間にやら1ヶ月半も冬眠してしまいました。特に理由があったわけではありません。この時期、忙しいことも、たいした虫が撮れないことも例年通りです。根っからのサボり癖が高じてしまったといったところだと思います。ちょっと気になるのは、そうは見えないかもしれませんが、いつの間にやらブログに出す写真のハードルを上げてしまっていたかもしれないこと。ここは初心に戻って、できの悪い写真でもどんどん出していくようにしようかと思っています。
エゴノキの樹皮にいたチャタテムシ科の1種です。体表に地衣類のかけらのような緑色の粒々を付着させていました。
前から
上から。無翅ですが、これで成虫のような気がします。根拠はありませんが・・・
(2010年2月28日、兵庫県三田市)
上3枚の写真とは別個体です。
ピントの悪い写真ですが、アップにしてみると体表に細い毛が生えていて、その先端に粘液が付いているように見えます。緑の粒々はその毛の先端に付着しているようです。これは、虫が自分で積極的に付けるのでしょうか?もしそうなら、その様子を見てみたいものです。
(2010年3月7日、兵庫県三田市)
psocodeaさんからチャタテ科の1種とコメントを頂きましたので、タイトルを変更しました。
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コメント
はじめまして。
昨年暮れに初めてインターネットをつなぎ、こちらのブログを知ってから、ずっと注目していました。
私も1月からブログを始めたのですが、いろいろお手本にさせていただいております(内容はとても及びませんが)。
再開を心待ちにしていました。
ところでこのチャタテムシですが、やはり幼虫ではないかと思います。
ちょうど今日、近くの公園のアベマキの幹でチャタテムシの羽化を見たのですが、その脱皮殻がこの写真のもののように細かい粒粒をたくさんつけたもののようでした。
さらに同じ木の幹に、写真のと同種(またはそれに近い)と思われる虫がたくさんいました。
どちらも確かな根拠とは言えませんが。
投稿: おちゃたてむし | 2010年3月 8日 (月) 16時49分
おちゃたてむし さん
コメントありがとうございます。
なるほど幼虫かも知れません。
もう少し様子を見守って見たいと思います。
おちゃたてむしさんのサイトを拝見しました。
写真がきれいで感心しました。
また覗かせていただきます。
投稿: ハンマー | 2010年3月 9日 (火) 22時23分
こんにちは、
先日、お邪魔させて頂いてから、次の更新を楽しみにしていました。
啓蟄も過ぎて虫も活動を始めたようですが、ブログの方も動き始めたようで、楽しみが増えました。
投稿: そら | 2010年3月10日 (水) 12時28分
そらさん
まあ、当分はたいしたものも撮れませんが、ぼちぼちとやっていきます。
投稿: ハンマー | 2010年3月10日 (水) 22時33分
チャタテ科の多くの幼虫で,このように体中にゴミをまとった様子を未ることが出来ます.
投稿: psocodea | 2012年1月23日 (月) 16時30分