カモドキサシガメの1種の羽化、訂正しました
エノキの大木の幹でカモドキサシガメの1種が羽化していました。多分Empicoris egregius Ishikawa, 2008 だと思います。この虫の羽化を見たのた2回目になります。小さいけれども何となく気になるので、このサシガメがいる木の幹は1年中チェックしています。
(2010年5月22日、兵庫県三田市)
別個体ですが、ちゃんと発色するとこんな感じになります。
(2010年5月9日、兵庫県三田市)
(2010年5月23日追加訂正)
見直してみると2枚目の写真はE. egregius ではなく、E. spectabilis のようです。どちらもまだ和名はないと思います。
E. egregius の成虫はこちらをご覧ください。2008年にこの虫の羽化を見たときの写真です。
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コメント
こんばんは。
魅力的な虫ですね。
私が日頃徘徊している範囲ではたまにしか見ない種類ですが、初めて見たときはガガンポの仲間かと思いました。
一度羽化を見たいものです。
投稿: おちゃたてむし | 2010年5月22日 (土) 23時36分
おちゃたてむしさん
このサシガメは幼虫で越冬して、5~6月に羽化するようですので、冬の間に幼虫がたくさんいる場所をみつけておいて、春にその場所を頻繁に訪れるようにすると、運がよければ羽化に出会えると思います。
というか、私はそういう風にしています。
投稿: ハンマー | 2010年5月23日 (日) 08時03分