ウグイスカグラに産卵するハバチの1種
ウグイスカズグラにいるハバチの幼虫をみつけました。ざっと見てみつかったのはこれ一匹でした。ハバチの幼虫にしては凝ったデザインで気に入ったので写真を出すことにしました。
(2010年6月6日、兵庫県三田市)
幼虫の親は多分このハバチです。幼虫をみつけたウグイスカズグラの株に、5月に産卵していました。
(2010年5月1日、兵庫県三田市)
タイトルおよび本文中の「ウグイスカズラ」を「ウグイスカグラ」に訂正しました。詳細はコメント欄をごらんください。
ツル植物でもないのに「カズラ」は変だなと、漠然とは思っていたんですよね。思ってたなら確かめろ!と自分で突っ込んでおきます。
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- アカアシツチスガリ(2013.07.28)
- キボシアシナガバチの初期巣(2013.05.18)
- ナラメカイメンタマバチ(Aphelonyx glanduliferae)の両性世代?(2013.04.24)
- ナラメカイメンタマフシに産卵するコバチ(2013.04.14)
- ルリアリ(2013.02.02)
「昆虫」カテゴリの記事
- ヨコバイの虫草の1種(2012.10.05)
- ベニキジラミ(2011.06.16)
- テラニシシリアゲアリ(2011.06.15)
- ミズイロオナガシジミ(2011.06.12)
- クルミハムシ(2011.06.11)
コメント
ハバチも種類が多いようですね。図鑑をみると120種ほど掲載されていました。
この頃、何種か見たのですが、この時期、植物ごとにいるのでしょうか?
なお、食草は、ウグイスカグラ(鶯神楽)だと思います。
投稿: yamasanae | 2010年6月 9日 (水) 14時07分
yamasanae さん、コメントありがとうございます。
ハバチは1998年の時点で、日本で約730種が記録されているそうです。今ではもう少し増えているのではないでしょうか?寄生植物が判明していない種も少なからずあるようです。
人と自然の博物館のサイトで自然環境モノグラフ1として「兵庫県におけるハバチ類の種多様性」というのがpdfで公開されています。ご興味がおありでしたらダウンロードしてご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/publications/book.html#mono1
ウグイスカグラの件お恥ずかしい限りです。もう数年間もウグイスカズラと思い込んでいました。
私の場合よくあるんですよね、こうして指摘していただけるのはありがたいことです。下手すると一生間違ったまま過ごすところでした。
訂正しておきます。
投稿: ハンマー | 2010年6月10日 (木) 06時54分
資料のご紹介ありがとうございました。
驚きました。ハバチの資料はすごいものがあるのですね。これでは、写真だけでいえば、図鑑は問題になりませんね。
投稿: yamasanae | 2010年6月10日 (木) 13時59分
yamasanae さん
この資料は最初冊子として配布されたときに入手しましたが、
いつの間にかpdfで公開されていました。
便利な世の中になったものですね。
投稿: ハンマー | 2010年6月11日 (金) 07時44分