ブタナ
植物ネタです。
公園の芝生でブタナが花盛りを迎えました。雑草とはいえ、これだけ咲くとなかなかきれいです。
ひどい写真ですみません。
ブタナの花弁の先は通常平たく切れたようになっていますが、先の尖ったものが1輪みつかりました。 横から撮った写真を右に付けていますが、3輪の花の内、下にあるのが花弁の尖った花です。判りにくいと思いますが、3輪の花は同一の株に付いています。この周辺をざっと見たところでは、尖った花はこれ1輪でした。
普通の花と尖った花が同一の株に咲くということは、これは遺伝的な変異ではなくて、花芽の分化の過程で起こった変異のようです。
偶然、別の公園を歩いていて、このような花をみつけました。尖り方はちょっと甘いですが、やはり、花弁の形が普通の花とはちがっているようです。この2輪の花はやはり同じ株に咲いていました。ブタナでは花芽の分化の際、ある確率で変異が起こるようです。
(2010年6月6日、兵庫県三田市)
| 固定リンク
コメント
雄花と雌花ってことではないんですよね なんだか雄しべも見えますし。
面白いことです 感心しました。
投稿: 野山あを | 2010年6月 9日 (水) 13時18分
野山あを さん、コメントありがとうございます。
キク科ですからね。両性花のはずです。
小花の構造までは見てませんが、今度みつけたら、花をバラして調べてみます。
ちゃんと種をつけるかどうかも、気になります。
投稿: ハンマー | 2010年6月 9日 (水) 22時06分