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2010年9月23日 (木)

トゲアリとムネアカオオアリ

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 トゲアリの巣が何となく騒がしい。

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 よく見ると数匹のムネアカオオアリがトゲアリに攻撃されている。ムネアカオオアリの方が明らかに大きいのですが、トゲアリの巣のそばでは勝ち目は皆無でしょう。ムネアカオオアリは何故こんな危険なところに近付いたのか?それとも、トゲアリに拉致されて来たのか?
 どうも、状況が飲み込めません。写真ではっきり見えているムネアカオオアリは3匹ですが、判りにくいものの、死んでいるらしいムネアカも1匹写っていますし、写っていない場所にも更に数匹のムネアカが見られました。
 1匹ならともかく、複数のムネアカオオアリがいるので偶然とはおもえません。しかし、私には理解できませんでした。

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 アップです。中央のムネアカの左上で仰向けになっているのは、ムネアカの死体です。
 (以上、2010年9月18日、兵庫県篠山市、丹波並木道中央公園)

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 そして、この写真は翌日に有馬富士公園で撮影したものです。上の写真と同じような光景がここのトゲアリの巣でも見られました。やはり、偶然ではないですよね。しかし、筋の通った説明はできそうにありません。
 (2010年9月19日、兵庫県三田市)

 検索してみると、「イッカク通信発行所」の「自然観察な日々」 の 2007年4月21日の記事によく似た状態が記載されていました。違うのはあちらは春の観察だということです。地面に砂粒などがほとんどなくて、滑らかな質感は巣のそばのように見えます。
 イッカク通信発行所の安田守さんは次のように書いていらっしゃいます。

 ~引用開始~ 「トゲアリはクロオオアリとムネアカオオアリの巣に一時的社会寄生することで知られている。それは、女王が単独で巣に侵入し、そこにいる女王アリを殺して居座るところから始まるのだという。
 この日見かけたムネアカオオアリを襲う場面がどういう意味を持っているのかは実はよくイメージできていない。増えてきたトゲアリのワーカーたちが、残っているムネアカオオアリのワーカーを殺している場面なのだろうか。それとも単にトゲアリだけになったコロニーが、ムネアカオオアリのコロニーを襲っているのだろうか。」 ~引用終了~

 並木道中央公園の巣についてはよく分かりませんが、有馬富士公園の巣は少なくとも5年前からその場所にあるので、安田さんの推測では説明できないと思います。
 結局、私にはこれを説明できそうにありません。2008年の9月末10月始めにトゲアリの巣に羽アリが出現したのを見ていますが、それが関係あるのかないのか?さっぱり分かりません。

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