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2011年1月16日 (日)

ナラメリンゴタマバチ、翌日、追記(1/23)

Tamabati_1_110116_101934
 昨日、ナラメリンゴタマバチ4個体の産卵を観察したことを書きました。今日、同じ場所に行ってみると、昨日産卵が見られた4本の枝の内、2本にまだタマバエが見られました。昨日と同じ個体であるという証拠はありませんが、同一個体だと思います。

 写真は残っていた2個体の内の1個体です。左が昨日、右が今日撮った写真です。同じアングルで撮った写真はなかったのですが、同じ枝先であることはわかると思います。しかし、産卵している冬芽は異なっています。移動しながら産卵するのか、別の個体なのか。正確なところはよくわかりません。

Tamabati_2__110116_101152
 これは、もう1個体の写真です。左が昨日、右が今日の写真です。こちらはほとんど動いていないようです。姿勢や脚の位置も同じに見えます。これは同一個体と見なしても、間違いないと思います。産卵には相当な時間をかけるようです。それにしても、今日の三田の最低気温は氷点下5.3℃。この寒い中、一晩中動かずに産卵を続けているというのは驚異ですね。辛抱強いにも程がある。
 (2011年1月15、16日、兵庫県三田市、有馬富士公園)

1/23追記
 1月22日に同じ場所に行ってみましたが、タマバチは全く見られませんでした。少なくとも、この場所に関しては、産卵期が終了した可能性があると思います。
 虫こぶハンドブックには、単性世代の成虫は12月に(ナラ類の根に形成されるナラネタマフシから)脱出 すると記載されてます。それで、昨年11月末からほぼ毎週この場所を訪れていました。
 結局、産卵がみられたのは先週。多分、見落としはないはずですので、この場所での単性世代成虫は1月中旬の1週間程度の間に産卵すると考えていいように思います。

5月5日に関連記事あり 

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コメント

タマバチの辛抱強さにも驚きですが、ハンマーさんの粘り強い観察姿勢にはもっと頭が下がります。
お蔭様でいつも、滅多に見ることの出来ない現場の鮮明な証拠画像を目の当たりに見せていただいて、大きな楽しみになっています。
今年もどうぞよろしくお願いします。

投稿: 歩兵くん | 2011年1月16日 (日) 23時37分

歩兵くんさん
私は好奇心を満足させるために、ほっつき歩いているだけですが、
こうして、私の写真を楽しみにして下さる方がいるかと思うと、気合が入ります。

投稿: ハンマー | 2011年1月17日 (月) 20時52分

ナラメリンゴフシはよく見かけましたが、ナラメリンゴタマバチは見つけられずにいます。これがそうですか、次回訪問したときは探してみますが、ハンマーさんのような粘りも無いから多分無理・・・(悲)。

投稿: o-san(く~ちゃん) | 2011年1月23日 (日) 08時38分

o-sanさん、
本文の方に追記しましたが、産卵期は終了したかもしれないという気がしています。
しかし、ちゃんと証拠があるわけではないので、もし見掛けたら教えてください。     

投稿: ハンマー | 2011年1月23日 (日) 21時40分

はじめまして。
(と言っても、ずいぶん前から見させていただいてます^^;)
私が昨年12月中旬頃に見つけたタマバチが何なのかわかりませんでしたがこれかも知れません。
昨年の写真も見ていたのですが、そのときは別種に見えたんですけど、今回は背中の模様がわかって色も赤っぽくたぶんこれですね!うれしいです。
虫の、どアップ写真を見るのが楽しみです。
興味と想像力が膨らみますね。

投稿: まあ | 2011年2月12日 (土) 21時31分

まあ さん
web上にタマバチに関する画像はとても少なくて、近似種がいるかどうかもよくわかりません。
見た目だけで断定するのはちょっと危険かもしれません。
私も、産卵していた芽にナラメリンゴフシが形成されて始めて、写真のハチがナラメリンゴタマバチの単性世代だった、ということが確認できると思っています。

投稿: ハンマー | 2011年2月13日 (日) 23時00分

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