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2012年2月

2012年2月29日 (水)

ヒゲナガサシガメの幼虫

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 ヒケナガサシガメの幼虫は常緑広葉樹の葉裏で越冬している姿をよく見かける虫で、大きさといい色彩といい、冬に見かける虫の中では目立つものの1つだと思います。このブログでも、過去に何度も紹介しています。
 特定の齢で越冬するわけではなく、いろんな齢の幼虫が見られることには気づいていましたが、写真の幼虫は今まで見た中でも最若齢ではないかと思ったので、ここに出しておきます。体長約3mmでした。以前紹介した幼虫と比べてみてください。
 ついでに成虫はこんな感じです
 (2012年2月26日、兵庫県三田市)

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2012年2月22日 (水)

シラカシの虫こぶから羽化タマバチの1種(Ufo shirakashii (Shinji))、追記あり

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 シラカシの枝にたくさん付いている写真のような虫こぶが以前から気になっていましたが、虫こぶハンドブックにも虫えい図鑑にも載っていないようなので、成虫の羽化の時期を確かめるために、1枝採ってビニール袋に入れておいたところ2月8日から10日にかけて3匹の成虫が羽化してきました。

 そこで2月12日に現地へ行ったところ、上の写真のように、多くの虫こぶには成虫の脱出孔と思われる穴があいていて、自然状態でも成虫が羽化したことは確かなようでしたが、成虫は全く見ることができませんでした。自然状態でも羽化はもう少し早いと思われます。最終した虫こぶは室内に置いていたので、環境温度は高かったはずなのですが、そんなものですかね。

なお、この虫こぶは未記載だそうです。虫こぶを作るハチも未記載だろうと思います。

3/2追記

 羽化した3匹の成虫を専門家に見ていただいたところ、このハチは虫こぶを形成するハチではなく、他の種の作った虫こぶを利用する同居蜂と言われる生態をもつハチで、種名はタイトルに書いたように、Ufo shirakashii (Shinji) だそうです。未確認飛行物体のような属名ですが、どんな意味があるのでしょうか?

 なお、幼虫は虫こぶ形成種である可能性もあるとのことです。

3/6追記

 ezo-aphid さんからコメントを頂き、属名のUfoはまさに未確認飛行物体のUFOが語源であることが判明しました。コメントの方もご覧ください。

 また、同居という習性はあまりポピュラーではないようなので、もう少し書いておきます。上にも書いたように、他の虫こぶ形成種が作った虫こぶに侵入して、その中で成長するような習性が同居(inquilinism) と呼ばれているそうです。多くの場合、同居蜂は直接または間接的に本来の虫こぶ形成種を殺しますが、同居蜂の栄養源はあくまでも虫こぶの植物組織なので、捕食寄生とは明確に区別されます。

 

 

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 羽化した成虫の1匹です。どうも上手く撮れません。

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 最終した虫こぶで、脱出孔のあいていないものをむしってみたところ、幼虫が顔をだしました。このタマバチは幼虫期間が複数年あるのかもしれません。
 (2012年2月12、13日、兵庫県篠山市)

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2012年2月18日 (土)

ホオジロアシナガゾウムシ3

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 今朝、外を見ると真っ白でびっくりしました。各地から豪雪のニュースが聞こえてきますが、三田市では平年よりも雪が少なく、雪らしい雪が降ったのは今シーズン初めてです。
 前回紹介したホオジロアシナガゾウムシがどうしているか見に行ってみると、以前に見たままの姿でじっとしていました。本当にここで冬を越せるのだろうか?

 ブログの更新をずっとサボっていましたが、おかげで同じゾウムシを撮った前回と今回の写真を比較しやすいのでよかったということにしておきます。

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 ちょっとアップ。
 (2012年2月18日、兵庫県三田市)

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2012年2月 6日 (月)

ホオジロアシナガゾウムシ2

Hoojiro120121_092824

 先週末はひどい風邪をひいてしまい、土曜日から火曜日まで寝込んでしまいました。
 この週末も調子が悪くて、ほとんど写真は撮れませんでした。

 ホオジロアシナガゾウムシは先日出したばかりですが、ネタがないのでこれでお茶を濁しておきます。
 前回のはマツ、今回のはコナラ。どちらも、特に寒さをしのげるような場所ではありません。このゾウムシにとっては、つかまることができればどこでも良いようです。
 (2012年1月9日、兵庫県三田市)

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