ミヤマシギゾウムシ
ナラメニンゴタマバチの単性世代がコナラなどの冬芽に産卵して形成される、ナラメリンゴフシに産卵するミヤマシギゾウムシを今年も見ることができました。私にとっては春の連休のイベントのひとつです。
何度も口吻をゴールに差し込んでいましたが、何が気に入らないのか産卵する様子を見ることはできませんでした。
このコナラには、数個体のシギゾウが来ていましたが、その内の1匹は写真のようにゴールが形成されていない芽に執着していました。正常な芽なら、今の時点では葉を展開しているはずなので、この芽はタマバチに産卵されたものの、ゴールが形成されなかった芽なのかもしれません。 シギゾウは何を手がかりに産卵すべき場所を認識しているのでしょうね。単に餌として食っているだけかもしれませんが・・・。
(2012年4月29日、兵庫県三田市)
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