ホオノキヒゲナガマダラアブラムシの産卵
前回の記事で交尾の様子を紹介したホオノキヒゲナガマダラアブラムシの産卵です。
交尾後卵生雌は枝に移動し、歩き回りながら産卵していました。基本的には1箇所に1個の卵を産んでは、移動するように見えました。枝には複数の個体が見られましたが、群れは作らず、完全に単独行動をしているようです。
産卵場所には特にこだわりはないようで、しいて言えば葉柄痕に多いようですが、何か取っ掛かりがあればどこでもかまわないようにみえました。
卵は他のアブラムシでもよくあるように、産卵直後は黄色ですが、やがて黒く変色するようです。タマゴの長径は0.3~0.4 mmでした。
(2012年10月27日、兵庫県篠山市)
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