イクチオオキバハネカクシ?
よく見かけるキノコです。下の写真で分かるように、イグチ類であることは間違いありませんが、種は私には分かりません。
このキノコのカサを裏から覗くと、かなり高い確率で孔があいています。写真のキノコには2個の孔がありました。
そして、カサの上を軽くたたいてやると、ハネカクシが頭を出します。叩き方が少し強かったせいか、右の個体は外へ出てしまいました。
左の個体のアップです。
右の個体です。絵合わせ的にはイクチオオキバハネカクシ が近いように見えます。和名の「イクチ」がイグチ科のキノコのことを示しているとするなら、生態的にも合います。
しばらくすると、孔の中にもぐりこんで行きました。
かなり以前からこのハネカクシは撮りたいと思っていましたが、このキノコは傘の大きさの割には柄が短くて、上手く光をまわすことができませんでした。写真のキノコは斜面に生えていたので、何とか撮ることができました。
(2012年11月10日、兵庫県篠山市)
| 固定リンク
「鞘翅目」カテゴリの記事
- シロコブゾウムシ(2013.06.21)
- ミヤマシギゾウムシ(2013.04.25)
- シリブトヨツメハネカクシ?(2012.11.26)
- イクチオオキバハネカクシ?(2012.11.11)
- 今年はハンノキハムシが少なかった?(2012.10.18)
コメント