エゴノキの葉に産卵するタマバエ(Dasineura sp. ?)
4月4日の記事で紹介したエゴノキの葉に産卵されていたタマバエの卵が孵化していました。この写真の幼虫は孵化後間もない状態と思われます。
孵化後少し経過したと思われる場所ではゴールが形成され始めていました。
アップで見ると、幼虫の周りの葉の組織が盛り上がってきているように見えます。
ごく少数ですが、写真のようなゴールが形成されていました。エゴノキハウラケタマフシと思われます。日本原色虫えい図鑑によるとこのゴールは「1枚の葉に多数の虫えいが群れをなして形成されることがあり・・・」とのことなので、多数の卵が密集して産卵されていた様子と合うように思います。もう1、2週間ではっきりすると思います。
今後エゴハウラケタマフシが密生してくるようだと、4月4日の記事のタマバエ、そして今日の写真の幼虫はDasineura sp. ということになるそうです。
(2013年4月20、21日、兵庫県三田市)
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